このレビューはネタバレを含みます
ギリシャの変態監督ランティモス版「メアリーの総て」だった。
一部例外を除くほぼ全ての男性がクズなのもしっかり踏襲。
ベラの乳幼児期から始まり、イヤイヤ期・好奇心旺盛期・思春期・成人期に至る大冒険物語。
R 18でいわゆる成人映画扱いだけど、エロよりもグロが勝る。さすが変態監督だ(最大の褒め言葉)。
BGMが効果的だったり、ラストの余白が少なめだったりとランティモスのこれまでの映画に比べて大衆寄りに舵を切った流れだったけど、それでもクセはかなり強め。
衣装やビジュアルめっちゃ好き。