にし

哀れなるものたちのにしのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

2024/4/3
上映終了前に映画館に駆け込んで観賞。

どこまでがセットかわからない極彩色の世界が広角に歪められ、脳には大量の情報が流れ込む。スクリーンを通して我々もモノクロのつまらない世界から冒険に出かけるよう。
目まいを覚えるほどに頻繁に派手に変身していくベラの成長を見守り、最後にはそのしっかりした歩みと芯を持った女性になるのを見届ける。

なんか見たことあると思ったらアンディ・マクダウェルの娘か、確かにワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドでも見たような気がする。ぐるぐるボケは広角?そしたら顔ももう少し歪む気がするが。これで音響賞と撮影賞が取れなかったのは相手が悪すぎる。エマストーンがあんなにはっちゃけなければr15まで落ちたのかな。

野暮だけど羊の脳みそが入ったら「後脚」で歩くようにプログラムされてるから「後膝」で歩くのは奇妙。それも含めてPOORではある。
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