自分は世界がどうあって欲しいか、自分はどうあるべきなのか、宗教的なものではなく、単に具体的な想像をすることが必要であると感じた。
人生において初期衝動は愛せることの方が多い。はずかしくも、愛おしく感じることが多いと自分では思っている。映画を観るということにおいての自分の初期衝動のような視聴体験だった。自分はどうあるべきか、自分が求めているものはなんなのかをはっきりさせないとぼんやり20代を終えてしまう、そんな気持ちになった。
主軸がセックスのため、共感できない事が多かったが過程がセックスというだけで、求められる結果は納得し飲み込むことができる思考が多かった。
経験しないでも済む(想像だけでも問題ない)事象は別に経験しなくても良いのか、失敗するもしくはもう二度と同じ経験はしないでいいというような事もどんどんやってみるのか、人それぞれだからこの作品は評価が分かれるのかなと思った。
あと普通に芸術として見れないぐらいセックスする。エロい。