子供が産める身体がある虐待サバイバーは見ない方がいい。
見るなら、覚悟が必要な映画です。
友達と鑑賞しました。
鑑賞直後は、終わり方がいいなと思って、もう一回見たいと思ったけど、帰宅途中に心が久しぶりに急降下しているのに気付きました。
私は二度と見たくない。
ベラの母親の自殺の理由が、痛いほど分かるから。死ぬしか無いから。
今の私はそこから抜け出して、彼らの滑稽さを安心して笑える場所に行くために必死に頑張っています。
彼らの哀れさは分かるけれど、彼らと自分の距離が、自分で思う以上に近いです。
二度と見たくないって思う瞬発力がなかったのも、強すぎる暴力にオートで感覚を鈍麻させてたからだなと思いました。乖離でした。
私は何方かと言うと自殺を選ばない中村珍の「誰も懲りない」の方が好きです。というか、死なないようにそっちを見続けようと思います。
あまりに救いがなさすぎるし、この手の作品では誰も救い方を教えてくれないよね。
誰か教えてほしい。(自分で探すしかないんだけどね…！！)
私にとっては快速電車の通る線路のような求心力を発揮する映画でした。
2024/04/13
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