パットン

哀れなるものたちのパットンのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.0
2024/4/9
塚口さんさん劇場で鑑賞。
客はまばら、10人くらい。
劇場が馬鹿ほど寒くて参った。
映画は、結構衝撃的な設定でトンデモ感ながらも笑えるシーンもありでついていけるストーリー展開。
エマストーンも振り切っていてララランド感まったくなし。バードマンのヤンキーとか役柄違いすぎて。
ロブスターはわけわからなかったけど、鹿殺しの雰囲気は好きだった。でも
今回はそれらとは全く違う。色使いや魚眼レンズを使って、近世でもありながら近未来でもある設定。色使いや衣装などどんだけ才能あるねんって。
でも、すべてのバランスが高次元で取れていて感嘆するのみ。
エマストーンがアンバランスな幼児からみるみるうちに成長してすべてを受け入れる様子は、人類の進化を見ているようでもあり、人類の愚かさをも見ているようであった。