すえ

哀れなるものたちのすえのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.8
衣装、ビジュアルの美しさは言及するまでもなく素晴らしかった
噂にきいてたベッドシーンの多さ+結構なグロ描写は確かにあったけども、
物語としてベラがこんなにも生き生きと色を持った世界で成長をしていく様が大胆で鮮明で、力強かった

女性が欲を示すことがなによりも禁止されてる時代の中で理想論を追いかけるベラは異端で、その真っすぐさと男性のあらゆる支配欲に反発していくのがWoman Empowerment的なメッセージを感じた
なんだか最後涙が出た 自分の意志のままに生きるベラの姿に希望があふれてた

エマストーン、アメリカ人なのにめちゃわかりやすくブリティッシュアクセントに変えてて、これはネイティブからしたらやっぱり違和感感じるのかな
言葉の使い方も、最初のベラは子供みたいな喋り方で変な文法とか言葉を使ってたから本当に赤ちゃんの頭なんだなって
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