HarukaNakazawa

哀れなるものたちのHarukaNakazawaのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
3.7
衣装が良くて、常に眼が楽しい。滑稽なマーク・ラファロも可愛かった。
所有したい・優位に立ちたい男達と、主導権を明け渡さないベラの対比構造は自明なことなので、フェミニズム映画としてエンパワメントされるような脚本ではない。本を渡し続ける老婦人と、皆が自分自身の船長だ!と言うマックスのような人間の母数が増えるといいな。