カモノハシペリー

哀れなるものたちのカモノハシペリーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
5.0
ともすれば設定や展開だけだとチープなB級映画になり得たものを、映像の圧倒的な力で大傑作まで押し上げられており、凄まじかった。要素としてのフランス映画的な軽妙洒脱な佇まいを含みつつかなりグロい奥の奥まで手を突っ込んで引っ掴んで絶対に離さない特別な映画体験たらしめてすらいた。エンドロールも見応えあり、映画館で観なかったことが悔やまれます。アンコール上映あればいきたい。