ほにゃららちゃぴらら

哀れなるものたちのほにゃららちゃぴららのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

うーん、正直に苦手。評価高いし事前予想は好みそうな感じだったから楽しみだったけど。

長くて気持ち悪くて疲れた。エマ・ストーンは体張りまくりだし色彩とドレスと解剖シーンと動物は良かったけど。
こういうのが芸術ですよ哲学的ですよって、うーん…なんだよね。。一瞬そんな匂いがした時もあったけど、あれ?みたいな。
ちなみにエログロ自体が無理な訳じゃない。

この監督の他作品は『聖なる鹿殺し』は鑑賞済み。そっちの方が私は良かったぐらいだ。脳移植の発想と映像や音の使い方は美術性があって良かったのになんか違う。。
好きな人は好きなんだろうね。私が少数派らしいが笑

原作があるし、脚本的な部分が特にうーんなのかも。原作作家も脚本家もおじさんかぁ。なるほど。まぁ男性の方が女のセクシュアリティ哲学とか言って好みそうではある。

教養と知識、経験は人生で大事なのは間違いない。女として人生1周目であり熱心に性教育を受けた訳でもない私自身の体験では、幼い時から性より読書やピアノ、バレエ、散歩、可愛い人形遊び等で知的・芸術的探究心を得る方が好きだったし、性の仕事も経ていない。

恋愛感情が芽生えた恋人としかしたくないので(なんならしなくてもいい)、性器の名称とか哲学とか言われても共感性にも欠けた。時代や世界が違うのはわかるけど。

性欲強い人や流行り?のパパ活系女子等に観てもらうといいのかな

※胎児の性別出てたっけ?
♂なら傑作かも。それなら自分の評価変わる

でも長時間、猿みたいに性(欲)しかないシーンだらけでセンス溢れる芸術です的な雰囲気がどのみち好みではない。
露骨かつ過激な性描写物って必殺技というか、ズルい部分もあると思ってて、エロに厳しいのではなく作品の核や傾向によって自分は好き嫌いが強く分かれてしまう。