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哀れなるものたちのotayuのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

映画の本場はハリウッドなんだと思い知らされるスケール感の作品にたまに出会う。それがこれだった。ちょっとグロいし、そんな観たいジャンルじゃないのに圧倒された。

やっぱり、自分の赤ん坊の脳を母親に移植するという設定が面白い。その後、性に目覚めすぎる印象があったが、そのあとちゃんと成長していって、中盤やっぱり性に戻るという展開も、単純に強かった。 最後、旦那が登場するというのも、よくよく考えたらそうなんだけど、そこまでの積み上げ方が上手なので、「え?」みたいな感じだった。

序盤からの映像美もすごいし、衣装もすごいし、音楽の使い方も独特。何人の天才の掛け算でこうなったのか、ひとりの天才ですべてやったから生まれた世界観なのか…とにかくすごかった。
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