カネンライダー

哀れなるものたちのカネンライダーのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

なんだこれ...

ストーリーは自殺した女性にお腹にいる胎児の脳を移植して蘇生させられたベラ。ベラの幸せになるのかならない話。

ただのファンタジーの不思議な話だと思ったけど、ベラが幸せになる話だったからどういう気持ちで観たらいいのかわからなくなった。
といっても、セットや空の映像が綺麗だからずっと夢中だし、なにせエマストーンの演技がとんでもないから目が離せない。最初ゴッドの家に居る(囚われてる)時は外の世界を知らないから白黒の映像で、マークラファロに連れ出されてからは外の世界を知ってカラーになるのもベラ自身の気持ちを表現していてよかった。
エマストーンの演じ方が最高で、特に歩き方が最初は赤ちゃんが立てるようになってすぐやる歩き方してて、いつの間にか普通に歩けるようになってるという本当の人間の成長を2時間でやってのけるのはすごかった。