ウシエルとウシファー

哀れなるものたちのウシエルとウシファーのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.7
人間の複雑な感情の素晴らしさと馬鹿馬鹿しさ、みたいな物を感じました
観る前から知ってたけど大人の体に胎児の脳を移植て、、、設定がもうやばい
なにこの仮装の人体実験みたいな映画
行動原理にはまず欲求があって、その上から理性というか後天的な社会性みたいな物で制御されてるというのを段階的に見せつけられる
良くも悪くも丸出し過ぎて安易に人にオススメはできないけど凄まじい映画体験になるのは間違いない
ベラの感情をダイレクトに音に変換したかのような音楽(と言っていいのか)がすごい
成長に合わせて複雑化していくのもすごい
彼女の成長は嬉しくもあり寂しくもある、実際の育児に似た感覚があった
ベラには幸せな人生を歩んで欲しい
最後の将軍はあれでよかったのかw
ベラも含めて哀れなるものたちということですかね


合計 94

企画 9
構成 7
脚本 6
キャラ 9
舞台 8
編集 8
視覚 9
音響 10
演技 10
個人 8
社会 10