Hayato

哀れなるものたちのHayatoのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
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エマ・ストーン、すばらしすぎる…。

終始不気味な不協和音のようなサウンドエフェクトがバックでずっと流れていて、それが世界観を作っていた。
最初の20分ぐらいで逃げ出したくなるぐらい不気味だったけど、そこからの展開は目が離せなかった。

タイトルが全てを表していて、かわいそうだな、哀れだなと思われる対象が、置かれた立場に向けられていたところから、だんだんとその人の在り方や生き方に矢印が向けられる。
生まれ方ではなく、全てを持って生まれてきたとしても、学ばない姿勢、権威へ甘える生き方に対して人は最も哀れな存在なのかもなと思った。
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