さいきパパ

哀れなるものたちのさいきパパのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
ヨルゴス・ランティモス監督の集大成的作品。

美術+音楽+衣装=全て完璧で独創的。

舞台のファンタジー&サイバーパンク感がとても美しかった。

日本語タイトルの「哀れなるものたち」も秀逸。

親の所有物であった子供が、一人の人間に成長する話なので、あえて「物」ではなく「もの」とすることで、「物から者」への話を含ませている。

書くまでもないがエマ・ストーンの演技は圧巻で幼児から大人になるまでを演じ切る凄さに驚いた。


ただ最後はヤギの体に顔をくっつけて欲しかったな~ メェ~
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