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哀れなるものたちのcouchpotatoのネタバレレビュー・内容・結末

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

上手く言語化できない自分に悔しくなるけど、伝えたい意図とか感じるべき感情とか色々理解できた気がする。映像が色づき始めてからの怒涛の展開に圧倒されたし、ベラのこと観れば観るほど愛おしくなった。これから歳を重ねても好奇心や疑問を持ちながら主体的に生きたいなぁと思える141分だった。あとベラの服装めちゃくちゃ可愛かったなぁ。背景とか魚眼レンズとか好みに刺さる雰囲気と質感でもあった。

エマストーンの演技が圧巻すぎて終始すごいいい。あと瞳が宝石みたいにキラキラ輝いてて綺麗だった。マークラファロ観たさだったけどあのキャラクターよかったーーーどんどんベラと立場が逆転していって幼稚さ丸出しになっていくの思わず笑ってしまった。あとベラの旦那のストーリーが出てくるのがラストの方ではあるのに、結構強烈だった。ラストシーンのヤギには申し訳ないけど吹き出しちゃった。何様だよって感じだけど、マークラファロの歳の重ね方がいいなぁ、表情に人格が出てる感じがして憧れる。何気にキャスティングが好きな人たちばかりで嬉しかった!
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