やきうどん

哀れなるものたちのやきうどんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
2.8
意味ありげで実はそうでもないよなって印象で、アングラ映画にありがちなただのハリボテ映画。
フランスに行ってから一気につまらなくなった。生きる為にとか、自分の意志でとかで売春を肯定する表現に虫酸が走る。社会にとっては悪影響。別に職業差別をしてる訳ではなく、世の中に必要な歯車のひとつであるのは間違いないけど、あくまで後ろめたい意識は男女共に持っておかないといろいろおかしくなっていく。SIN CITYの売春街位女性が強い演出ならまだしも、この映画なんかはいくら娼婦達が強がってもただただ利用され搾取され消費されるだけのホストに売り飛ばされた立ちんぼ嬢と大差が無い。

性的なシーンが無駄に多くて作品の質を確実に下げている。
ピノコやアンパンマンやそれ系の作品群で既にこの映画より上質な物をたくさん見てる日本人としては、アイデア的にも展開的にもありきたりな普通の映画だと感じた。映像や世界観は独特でこだわりを感じて素晴らしいけど、内容があまり伴ってなく、どこが評価に値するのかよくわからない。
エマ・ストーンの演技もああゆう変わり者の役を奇を衒って演じれば演技が上手く見えるだけって印象。エマ・ストーンはパドレスの応援来てたから好印象だけど、こんな映画に出なくてもいいのになと思った。旦那さんいるのにこんな映画でヌード晒してキモオジとエロシーンを演じてるエマ・ストーンこそが哀れなるものに感じた。高額ギャラと本人の意思だとはいえ、女性への利用と搾取と消費を感じてしまった。売れたくて仕方がない若手女優ならいざ知らず、エマ・ストーンクラスなら作品は選ぶべきじゃないかなと大きなお世話。ちなみに全くフェミ思想は持ってません。フェミは訳のわからない言いがかりばかりつけるくせに、この映画に対しては女性の自立がどうこうとか見当違いの解釈で喜んだりするから本当に理解不能。陰毛晒して、ビックリドッキリク◯ト◯スとか言って、キモオジにSMプレイされてまで何を表現したかったのか。女性を馬鹿にしてるとか思えない。

ゴッドの脳を将軍に移植して復活させるのかと思った。山羊だか羊だかと合体させて罰を与えるよりよっぽどいい締め方だと思うんだけど。
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