タムラ

ラン・ラビット・ランのタムラのレビュー・感想・評価

ラン・ラビット・ラン(2023年製作の映画)
3.6
ウサギの仮面をつけてミアを隠そうとするのは、本当に別の人間だからかも知れないし、愛情不足による記憶の錯綜からなのかも知れない。
幼い頃に注がれる愛や、感じた孤独の量でこれからの成長に大きく関係するのを身をもって感じるからこそ、誰もが経験するであろう身内の死の悲しみで一変したミアの一言一言が、不気味で終始ゾワゾワしてた。

何かの前兆のような風の音も、ウサギの目が赤いのも不気味さに拍車がかかる。
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