アンソニー

ボーン・スプレマシーのアンソニーのネタバレレビュー・内容・結末

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

まあまあ良かった。
ただ前作ほどの面白さは無かった。
というのもあまりにも巻き込まれ事故感が
強い印象です。

一作目であれほど素敵なパートナーを
見つけることが出来たのに
序盤ですぐに退場してしまいます。
呆気ない…。
そこから何故自分は狙われたのか?と
謎を追っていく流れは結構好きでした。
最後に過去の任務で殺してしまった夫婦の
娘に会いに行きますが
アレは完全に自己満足ですよね。
真実を知るか知りたくないのか
その選択を迫るならまだしも
不法侵入からの唐突な告白…。
それでええんか?
一作目で自分の過去を知ってしまう
恐怖を味わっていたはずなのに
その辺の配慮というか、思いやり的なのは
無かったんですかね?

あと、一作目の任務が失敗したのは
子供がいて殺せなかったという
ありきたりではありますが
気持ちは分かるという理由でした。
でも今作ではしっかり夫婦殺してて
大人はええんかいな。と少し思いました。
おそらく、初任務の時点では
まだ洗脳が酷かったために
殺しに抵抗が無かったとかそういう
感じなのかな〜とは思いますが、
じゃあ逆に一作目の時点では
何故殺しに抵抗を持ってしまったのか?
という謎が残ります。
その部分がジェイソンの過去を知る事で
解決されていけばいいなぁ。

三部作の二部目はだいたい
途中で始まって途中で終わるし
前作から無理やり続けてるパターンもあり
アタリの確率は低めなのかなとは
思います。
とにかく三作目も観てみよう。