本作品のベースとなった実際の事件のことは全く知らないで鑑賞しました。
イタリアの同性愛事情についての転機になる事件だったのか、詳しくわからないのですが、なんというか作品内の描写や表現が平凡というかいわゆるLGBT映画にありがちだよねと思うものばかりで突出して惹きつけられるものはなかったです。
唐突なラストにはかなり衝撃を受けましたが。
こういう作品に触れる機会をつくることで、性的マイノリティについて考えるきっかけに繋がると思いますが、安直なLGBT映画ばかり増えても返って飽和していくだけな気がします。
シチリア、一度は訪れてみたい気もしますが日本の都会で育った私にとっては生活するには娯楽が少なすぎるとか考えてしまいました。