秘め事にすれば100年だって続けられる、か。
2人が愛を育んでいった過程に矯正しなければいけない、神に許しを請わなければいけないところは何一つなかった、確実に。周りの人達と同じようにただ自分として生きて愛する人を見つけただけなのに誰にも認めてもらえず拒絶されるなんてどんなに辛いのか想像もつかない。家族、なにより母親だけでも彼らを肯定してあげてほしかった。
ジャンニの表情をみればニーノが彼にとって必要で、大切で、彼の未来を明るくする手助けをするということは一目瞭然だったと思う。そのパートナーの性別は関係ない、たったそれだけのことなのに何で気づけないんだろう。
こんな時代があったことが本当に悔しいし今だって完璧にこの時とは違うと言い切れないのがやるせない。一刻も早く、全ての人が胸を張って愛する人と生きていける世界にならなきゃおかしいよ〜ほんとに。ジャンニとニーノ、彼らが紡いだ思い出は最期まで幸せなものであったと祈っています。観て良かったです、今年ベストかも（ ; ; ）
