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キャメラを持った男たち 関東大震災を撮るのpapandaのレビュー・感想・評価

3.8
何かあったとき手元にカメラがあったらなにはなくともカメラを回す、それがカメラマンの性なんだと思った。当時のフィルムは可燃性で自らの命の危険もあるのに震災後の大火事に近づくなんて、一般の人には考えられないだろう。でも、おかげでものすごく貴重な映像が残された。当時の火事のようす、人々の不安な様子がよく分かる。それは東日本大震災の津波を撮ったカメラマンも同じだった。二つの震災の映像を重ねてみて、100年経っても人間は同じなんだと改めて思った。
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