このレビューはネタバレを含みます
日常を描いた青春映画かと思ったら想像以上にSF要素強くて驚いた。
タイトルからもわかるように青という要素がふんだんに散りばめられている。
監督舞台挨拶付きの回だったが、あえて昔の映画のようなチープな夜を演出したいとのことだった。
現在と17年前がリンクしていく形式でいろいろ繋がっていくポイントが面白くエンターテイメント性も高かった。だが主題は重く、うまく雰囲気で中和されて見やすくなっているなと思った。
監督の実体験をもとにされてる部分もあるとのことでリアルな部分も多く、観終わった後は不思議な余韻で体が動かなかった。またエンドロールも素晴らしく、疑惑が確信に変わった時は声が出そうになった。
主題歌のRCサクセションの楽曲も素晴らしい。
監督の次回作はもちろんのこと映画以外の活躍からも目が離せないと思った。