ryota

ラ・ブームのryotaのネタバレレビュー・内容・結末

ラ・ブーム(1980年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

実は公開当時、ソフィー・マルソー人気に便乗して劇場まで観に行った記憶があります。その当時私はソフィー・マルソーより年下だったわけで、あれから40年以上経った今、急に見直したくなって配信で見てみました。

今見ると本当に驚くばかり。本当にソフィー・マルソーのアイドル映画でした。彼女の一挙手一投足をアップでおさえて、あのつぶらな瞳をしっかり見ることのできるすごい映画です。確かに今見ても可愛いし魅力的でした笑。ただ、話自体はあってないようなもので、これがフランスで当時大ヒットしたっていうのだから、逆にすごいなと感心します。

彼女の主演映画ということではありますが、出突っ張りなわけではなくて、父親や母親のシーンもたくさん挿入されていて、いわゆる一つの家族の日常をカットバックしていくような流れです。だから、もっとみたい!ソフィー・マルソーをもっと出して!っていう気にもちょっとなったりします笑。本当に事件の起こらない(まあ両親の問題は事件と言えば事件ですが)、普通の青春映画ですねえ。タイトルになっているブーム(ダンスパーティーみたいなものという解釈でいいのかしら?)が一番の興味で、好きな男の子となんとか繋がりたいと思う14歳の少女の日常が、普通に描かれているだけで大ヒットなんだから、それだけソフィー・マルソーが魅力的だということの証明かもしれません。日本人にも絶対受け入れられる顔つきだし、スタイルはキレイだし、すごい人なんですねやっぱり。

以降、たくさんの映画に出演してハリウッド映画にも進出して、今なお活躍と聞いています。誰かが言っていたけど、日本で言えば薬師丸ひろ子ってとこなんでしょうか。そんなことを空想するもの映画を観る楽しさだったりするわけです。
ryota

ryota