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The New Boy(原題)のnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

The New Boy(原題)(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

The New Boy 2023年作品
6.5/10
ワーウィック・ソーントン監督脚本
アスワン・リード ケイト・ブランシェット デボラ・メイルマン ウェイン・ブレア
ケイト・ブランシェッがプロデュースもしている。
オーストラリアの荒野の教会。神父が亡くなったことを隠して修道女
(ブランシェットら)二人で孤児の保護をしていた。
あるときアボリジニの少年が教会にやって来る。
純真無垢な少年は、奇跡の力を持っていた。
教会を通したアボリジニの近代化や西洋化というものに異を唱えた作品。
アボリジニを扱った作品は稀だが、近年では2019年の「ナイチンゲール」が
素晴らしかった。
アボリジニに対してしてきたことが、こうした形で断罪されるというのは
良いことだと思う。
本作ではキリスト教に強制することで少年のおこしていた奇跡の力が
なくなってしまう。奇跡を起こせなくなったことを悲しむも、靴を履き
普通の少年として純真な心を失わずに生きていく少年に悲しくなる。
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