正直、春画のことなんて全くわからない。
けど…北香那の体当たり演技が話題になっているので、やっぱり行くよね。
序盤はしっかりと春画のお勉強。変態春画先生と春画を通じて彼に惹かれた弓子の恋愛模様。
後半は安達祐実演じる怪しげなサブキャラクターが出てきて大暴れ。
SMゴッコしたり、お小水ガブ飲み対決など、ウィットに富んだ催し物が次々出てくる。
LINE通話でSEXの音声を中継させるために他人とプレーさせるとか…クセが強すぎ。
北香那は事前に説明を受けたと思うけど、よく引き受けたね。
藤井道人監督の作品に出演していることが多く、“演技派で表情に力を感じさせる女優”のイメージだった彼女。
潔い覚悟が素晴らしい。
そんな中、柄本佑は彼にしか出せないオリジナルティを明確に示し、爪痕を残していた。
本当に何をやらしても上手。
しかも、今回は“理路整然と変な事を言う役”
これ系の彼は超ハマるんだ。
邦画に欠かせない貴重な役者さん、メインも脇もこなせるのは大きく、だからこその需要の高さ。
結局、春画についてはよく理解できず、内容的にもあってないような素っ頓狂な感じ。
だからこそ深く考えず、笑い楽しめればありだと思えたし、北香那好きの人には☆10満点の作品！
