春画について楽しく学べるコメディムービーだと思ってたら、
邦キチ映子さんが取り上げそうなトンチキ映画だった。
春画見る時のようなおおらかな気持ちで見るのが吉。
映画内の登場人物は至って真剣なのだけど、
映画鑑賞者からしたらそれが滑稽に見えるタイプのコメディ。
登場人物には悲劇でも、鑑賞者には喜劇の形式。
基本マイフェアレディみたいな話だけど、
後半にこれ春画あんま関係なくね?って展開に飛躍する。
そのトンチキ感に静かな劇場の中、
声を殺しつつ笑ってしまった。
性的同意についてモヤモヤする所はあったが、
ラスト手前まで見るとその辺をあんま真剣に考える映画じゃないのかとも思った。
クスッとした所
弓子さんの自己紹介時に先生が弓を引くポーズ
小水を入れたビンが画面外で割れる音がしたのに、
後の画面に映ると割れていない
冒頭の地震発生は伏線かと思ったけどそんなことはなかった
積極的なオススメはしないけど、素っ頓狂な面白さはあった。