社会のダストダス

春画先生の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

春画先生(2023年製作の映画)
3.4
春画についての知識はほぼ無く、ただ何となくスケベな映画に違いないという動機のみで鑑賞(正直)、 真っすぐに変態でぶっ飛んだ映画だった。

主演の内野聖陽さんは初見、北香耶さんは『ペンギン・ハイウェイ』で声の出演作は観たことあるけど本人は初見、柄本佑さんは一時期なぜか森山未來さんとよく間違えてた。

まあまあエッチな作風ではあるものの、ちゃんと春画についてどういうものか知れる内容だった(後半の展開で吹き飛んだが)

個人的に好きなシーン

1.柄本佑さんが頭に通話状態のスマホ装着をしながら事に及んでいるシーン。

2.タコが女体に絡みつく画が回転寿司のレーンみたいに廻っている品評会のシーン。

3.作中、北香耶さんの怒っている顔が魅力的であるという指摘をされていたが確かに絶品である。

後半は北香耶さんの恋愛暴走機関車ぶりに舵を切っていくが、回転ベッドの中で行われる先生との滑稽なやり取りはまさに作中解説されていた春画の中の出来事のようだと思った(その後の展開で吹き飛んだが)