昨年劇場公開されていた春画をテーマにした作品。原作があるのかなと思ったが調べた限りどう塩田明彦監督のオリジナルな模様。
春画に興味を持ったばかりに堕ちなくていい方向に、堕ちていく可哀想な女性の話。
(個人的にコメディだとは1ミリも思えない作品。)
【キャスト】
芳賀一郎：内野聖陽
春野弓子：北香那
辻村俊介：柄本佑
本郷絹代：白川和子
藤村一葉：安達祐実
水沢芳香：柳美稀
【ストーリー】
春画先生と、その一味(辻村とか)に騙されて堕とされていく可哀想な子の話。
【総評】
(全体感)
別に春画が題材である理由がない作品。
序盤の芳賀と弓子の掛け合いは良かったしこのトーンで話が進んでいればこんな評価にしなかったのだけど、倒錯へ向かうまでのダシに春画を使っただけにしか見えない。学術的な話しつつ、日本映画っぽい湿っぽい雰囲気で話し続けてくれるかなと期待したら…。あぁ。
(ここから先が特に嫌い)
正直、辻村登場以降は見るに耐えない。
見るのやめようかと思うくらいジトっとした嫌な気分になった。(NTR嫌いなんですよね私。)だから嫌いです。わかりやすいことこの上ないですがそれ以上の感想を抱かなくなりました。
【あとがき】
ゴールデンウィーク最後にとんだ作品を見てしまった。
まぁ、休みボケを治すには丁度良かったかもしれません。後頭部をぶん殴られ気分ですが明日から社会に戻ります。
