好き！面白い。誰も不幸にならない感じの観やすいコメディ。スナックメーカーに勤める無鉄砲なメキシコ人用務員(主に仕事は工場内清掃)が、あまりに大胆な行動を起こし、大企業の中で改革を起こしていく。終盤の町工場の人々が立ち上がる描写は、もはや池井戸潤原作かと思いました。
どこまで史実なのかは分かりませんが、いわゆる一発逆転とか成り上がりというよりも、ただひたすらコツコツ頑張っていた先にあった僅かなチャンスをモノにできた人の話という感じで、なんか普通にこういうことありそうだなと思いました。(実際あったから映画になっているわけですが)
心の底から感動するとか、そういう類の映画ではないのですが、やんわりと勇気付けられるいい話でした。なにより観終わったあと、めちゃくちゃチートス食べたくなります。
