ショーンコネリーの007シリーズを全て見てからは興味が失せたものの、久しぶりにアクション娯楽映画を見たくなり鑑賞。
アルプスの研究所でプロフエルドが細菌兵器を大勢の美女に撒き散らかせ、世界経済を混乱に陥らせようとするストーリーは一見荒唐無稽であるが、現在のコロナ禍を考えると、笑えない。1969年当時では最先端の科学技術をリサーチしたものだろう。
スイスのスキー場の美しい風景が新鮮、また、ジェームズボンドが追手に追われてスキーの大滑走をするところが見所。わざわざ人工雪崩を起こすあたりもCGがない時代ならではの迫力。さらにはジェームズボンドはカーリングやボブスレーもしてしまう。
007シリーズはいつも風光明媚な観光地が楽しみでもある。
映画の舞台であるスイスのシルトホルンという山の山頂にピッツグロリアという展望レストランが今でも残っている。行ってみたいもの。
https://www.travel.co.jp/guide/article/43599/
娯楽映画なのだから、少々ストーリーが雑でも楽しければいいんでないかな。