007の6作目は主役交代。ショーンコネリーからジョージ・レーゼンビーへ。落ち着いた大人の男という感じで、ガラリと作風も変わった。これまではパターン化してちょっと軽薄な、下手するとコメディか?と思うような作りだったけれど、本作はなかなかしっかりとした構成。しっかりとスパイもの、サスペンス感もあったし、スイスの美しい雪山を舞台にしっかりとしたアクション。全然違うやん?とじっくり鑑賞できた。けれど、無いものねだりか、ショーンコネリーの軽さが007なんだよなぁ、と複雑な気持ちも湧きつつ。。。でも、今まででダントツに好きな作品。