キャラハン

女王陛下の007のキャラハンのレビュー・感想・評価

女王陛下の007(1969年製作の映画)
5.0
自分の映画好きになるきっかけとなった映画
祖父母の家で小学1年生になる直前に観て、「世の中にはこんなにも面白いものがあって、映画とはこんなに面白いものなのか」と感じさせられてそこから貪るように映画を観るようになった。(初めて観たのがこれの影響か、古い映画ばっかり観てるけど...)
ちょうど10年前だけど、初めて観た時の興奮は今でも覚えてる。
オープニングから新ボンドの紹介としてこれ以上ないって位のカッコよさで、タキシードにハットを被って車を運転しながらタバコに火をつけて、海岸で美女の覗き見をする。(しかもライフルのスコープで)これだけでジェームズ・ボンド/007という人間の魅力を観客に現わせてる。
アクションシーンに音楽も、 迫力とスリルも溢れるシーンばかりで、(特に研究所からの脱出からのスキーチェイスの一連の流れがお気に入り)ロマンスもある。
最後はバッドエンドで締めるところも僕をさらに映画という物に引き込まれるきっかけだった。
これ以上に面白いと思える作品は無い。
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