馬乃

バード・ボックス バルセロナの馬乃のレビュー・感想・評価

3.5
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「バードボックス:バルセロナ」
正体不明の“何か”を見ると、自死に追い込まれる話

“何か”とは、人間を超える上位の存在なのか、宗教的な隠喩なのか、最期までその正体や解決方法は明示されない。“何か”と対峙することで、自らの過去と向き合い、今を生きるために抗う人々の姿が描かれていた。
バードボックス:バルセロナ編は、前作とは違った視点から“何か”について捉えることができたし、別の意味での恐怖をより体感することが出来た。
どちらも私にとっては お気に入りの作品だけど、全編を通して 自死に関連するショッキングな場面が多々あるので、人によってはトラウマを呼び起こすことにも なりかねない。観賞の際には気を付けてほしい。
馬乃

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