ほやほやまる

アポカリプトのほやほやまるのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.8
マヤ文明や狩猟部族の様子がとてもリアルに描かれてるし、マヤ文明の意外な情報がたくさんあって面白かった!狩猟と農作の違いについても色々学べるとこがある!


"笑いの絶えない狩猟部族"と"冷酷で残酷なマヤ文明の人間たち"
狩猟部族とマヤ文明の社会は、色々な点で対比されて描かれていて面白かった!

狩猟部族には健常な人がほとんどで、お年寄りも少ないのに対して、マヤ文明には体に障害を持った人がちらほら描かれてた。
狩猟は収穫量が安定しないし、森では体が丈夫じゃないと生きていけない。農作の発達によって、障害を持った人も許容できる社会になったのだろう。
そういうところまで描いてるのが、この作品の面白いところだと思う。

他にも、技術力はもちろん、貧富の差、身分、飢饉、宗教など!色々面白い。


しかしマヤ文明エグいなー!!!あの有名なマヤのピラミッドがまさか断頭台だったとは、、、見方が変わった笑
でも、マヤ文明が繁栄したのは、こういう理由だったのか!!!と納得した。

ラストシーンは、こんなに恐ろしかったマヤ文明も、ヨーロッパ人には敵わなかったんだな、、、とちょっとエモさを感じた。
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