ネオ

東京夫婦善哉のネオのレビュー・感想・評価

東京夫婦善哉(2023年製作の映画)
3.2
時間で映画を探していたら、ユーロでなんか不思議なドキュメンタリーが上映されているな、メインの登場人物に猫がいるのいいなーと思い鑑賞しに行きました。

結果、字幕で1箇所「そうゆう」だか「こうゆう」だか書いてあったりみたいな感じで、うーんどうなってんだ?と思いながら鑑賞しました、、、。

メインテーマである気功とチャロちゃんの存在がまったく繋がってこないし、基本的に気功つながりの思い出思い出……と話が逸れていったかと思えば、思い出したかのように急にチャロのターンみたいな。

稔さんが気功ですごい人なのはわかったが、ブームがきっかけで始めた以外になぜそんなに熱心に続けるのかなどがまったく捉えられず、師匠や弟子や教室のおばちゃんなどは出てくるが、基本取材対象の方がその場にいない「誰かの話」をする際は、
「いい人」「すごい人」「優しい人」だった、みたいな抽象的な表現ばかり。

盛大なホームビデオに巻き込まれたなーという感じで、映画を観た感覚はなかったです。

客観性のある作品としての軸を見出してないつくり手に問題がありそうなのですが、とくに編集・構成力が残念な気がします。

チャロはいい顔してるしかわいかった🐈
ネオ

ネオ