noborush

God Is a Bullet(原題)のnoborushのレビュー・感想・評価

God Is a Bullet(原題)(2023年製作の映画)
3.5
God Is a Bullet 2023年作品
ニック・カサヴェテス監督脚本
ボストン・テラン原作
ニコライ・コスター=ワルドウ マイカ・モンロー カール・グルスマン
ジェイミー・フォックス イーサン・サプリー ジャニュアリー・ジョーンズ
ジョナサン・タッカー ポール・ヨハンセン
7/10
ボストン・テランの「神は銃弾」の映画化
原作者ボストン・テランは、暴力的カルトから逃れてきた少女を探すため
メキシコへの旅をしたことがある。
この映画は実話に基づくと冒頭に出てくるが、一部は実話であるが、
ほとんどフィクションの様だ。
暴力的カルト集団に元妻と元妻の再婚相手を惨殺され、娘が誘拐される。
主人公のボブ・ハイタワー(ワルドー)は保安官ではあるが、デスクワークが主で
実務経験に乏しいが、警察に任せていても娘の居場所が分からず焦っていた。
そんな折、幼少期にカルトに誘拐され、その後逃げ出した女性ケース(モンロー)が
手を貸したいと名乗りでる。
ハイタワーは全く経験したことのない危険な世界に飛び込むことになる。
入れ墨だらけの世界に入り込むために自らも入れ墨を彫り、一線越えていく
主人公は作品の中で成長していくのが頼もしい。
マイカ・モンローのジャンル映画としては今までで一番過激で、なおかつ
熱い演技をみせてくれる。
暴力描写もすごくて、銃の火力がすごすぎて笑ってしまう。
S・クレイグ・ザラーのようなテイスト。
カルトのリーダーはカール・グラスマン。かなり鬼気迫る演技をみせてくれる
のだけれど、歯が綺麗すぎて詰めが甘くは感じた。
ケースの協力者にジェイミー・フォックス。最近救急搬送されたので、
今回の変わり果てた姿が、病気のためかと思ってしまったが違った。
フォックスの外見だけでも観る価値はある。
noborush

noborush