しゅん

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のしゅんのレビュー・感想・評価

3.2
死んだ娘の声を聞くという降霊会に参加したポアロ。霊の存在など信じない彼の目の前で、人間には不可能に思える殺人事件が起こる👻

一夜の物語なだけあって、画面がずっと暗いまま。それに加えて、ポアロの身に起こった「とある出来事」のせいでカメラワークも独特。
世界観的には非常に魅力的でありかつ素晴らしい表現方法なんだが、正直見づらかった💦

オリエント急行・ナイルに比べるとホラー味が強めだが、ホラーとして観ると肩透かしもいいところ。結局亡霊はいたのか?に関してはどちらとも取れるようになっていてその点は好みかな。

ケネス・ブラナーの(ちょっと弱めの)強気のポアロ感、ラストのどんでん返しはかなり良かった!
特に後者なんてびっくりしすぎたわ(笑)あの人が頑張れば、そのうち灰色以上の脳細胞も夢じゃないのでは…😁

「それで、あなたはどう生きるの?」
しゅん

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