ルミエール

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のルミエールのレビュー・感想・評価

3.7
ケネス・ブラナーのポワロ役、少し慣れてきたかな?以前は出しゃばりやめて監督に徹してたらよいのにと思ってた。「メルシー」が似合わんし。今回は弱さも垣間見えたから許してやる(笑)
事件が起こり解決まで閉ざされた屋敷内で画面が暗く女性陣の区別が難しかったり、こりゃ舞台劇で用が足りるのでは?と思ったり…。
ミシェル・ヨーの霊媒師は老け作りがわざとらしかった。有名人使いたかった?
が、過去の死、新たな密室殺人、容疑者は全員、各人聞き取り後の全員集合!の謎解き、真犯人明かしとクリスティーミステリーの王道!
子役のジュード・ヒル君が父親思いの賢い息子を演じていて嫌味なく爽やか。
最後は明るい外へ!ベネチアの青い海、青い空も見られてポワロも仕事に復帰。他のサバイバーも皆、明るい未来が仄見えて良かった。