@品プリシネマ
ケネス・ブラナーが監督でしかも自ら主演もすると言う「名探偵ポアロ」シリーズの第3弾です。ポアロの原作はかなり好きで読んでいるので前作の「ナイル」も観に行きたかったのですが行けず、今作が初鑑賞となります。
ポアロは過去も色々なドラマや映画になっており日本でもポアロオマージュの作品もあるぐらいですが、ポアロ好きとして見ると正直本作はイマイチかな？と思います。ポアロのキャラクターもなんかちょっと違う感じがして、ブラナー監督がとにかく自分をカッコよく撮ろうとしてる感がありました。またオリヴァのキャラクターもありえない感じで、まぁそれがミスリードにつながると言えばそうなのですが...
ミステリーとホラーの中間のような映画で、ホラー部分は暗さや怖さは有るものの、ほとんどがワンパターンの「デッカい音でビビらせる」パターン。インコが出過ぎですね...
単純なミステリーの視点だとちょっと物足りない感じもあってこの点数になりました。
また個人的に🇮🇹マニアなので、舞台がヴェネツィアだと言うのも観に来た一つの要因だったのですが、確かにたまにヴェネツィアっぽいシーンも有って、それはキレイで特徴が出ていて良いのですが、物語のほとんどが屋敷の中で暗い中ずっと展開されるので、あまりシーンは多くなかったです😅
