R

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊のRのレビュー・感想・評価

3.0
早熟のレオポルド少年を演じる、
ジェード・ヒルは求められているキャラクターに120%ハマった演技をしていた。

ベネチアの綺麗な街並みはそこそこに、
豪雨の屋敷が殆ど。
そこに亡霊というテーマがあるので、
全体的に画面がずっと暗め。

自殺しろって電話するという殺し方は、
被害者が病んでるとしてもミステリー史に残る大雑把さなのでは…?
もはやコレは殺人ではない。

娘の件もあれじゃ犯人の言う通り事故だし、
実は霊媒師のみ明確に自分の手で殺しているので、連続殺人と見せかけて全然1人。
しかも、霊媒師の殺し方はフィジカル頼みで、アリバイ工作も時計の針イジるだけって。

トリックに驚きが無いミステリー作品になってしまった残念感。
R

R