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BAD LANDS バッド・ランズのlabyrinthのレビュー・感想・評価

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)
3.4
 直木賞を受賞作品を持つ、黒川博行さんの小説を映画化。
日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞の安藤サクラさん。 
面白くないわけがない!ワクワクして見に行きました。

先に言うと、
個人的に好きな俳優二人。
安藤サクラさんと江口のりこさんの同じシーンは無いものの、同じ作品に出演は嬉しい。
あと、
岡田准一さんプチ出演もサプライズで、格闘シーン無いが、大阪弁聞けて感激。

宇崎竜童さんのビシッときまったファッションから、ぼろの服でボケた演技シーン、上半身裸で、語らない背中を見せるシーン。素敵です。

天童よしみさんの『なめたらアカンでっ』名言です。

ザックリストーリーですが、
詐欺グループの番頭の男に、主人公は知識と頭の回転の速さで、一定の信頼を持たれている。
主人公は、三塁コーチと呼ばれる、受け子サポートの担当。
この詐欺グループは、標的のリストを作る名簿、電話をするかけ子、金を受け取る受け子、お金を降ろす出し子、ケツモチと呼ばれるヤクザなどいる。

※詐欺グループとは別。
名の無いキャラクターが、この映画の中、チラッと現れ通過します。
『月曜日にだけ現れる、街を走り回る女性』このストーリーのなかで、チラッチラッ・・・・・。

さて、話はもどります。
主人公は、食は自炊し、服装は女性らしいものではなく動きやすい服で、地味に生活。
将来は、貯めたお金で、海外でパシャパシャと海で泳いで、ゆっくり過ごす夢。

ある日、主人公の弟分が詐欺グループの番頭の男が、事務所で一人の所を強盗する。
が、
主人公は、弟分の強盗を止めに入るが、なぜか番頭の男を・・・主人公が背中から刺す・・・男は死んでしまう。

主人公達二人は、遺体を山に埋める。
仲間、関係者にばれる前に、死んだ男の銀行にある億のお金をかき集める。
主人公は、無事に金を手にして逃げきれるのか?・・・・・がザックリストーリーです。

殺し合いや血が飛び散るシーンは、ほぼ無いですが、出てくる人物は、ほぼ悪。
オレオレ詐欺の内部が、ザックリわかる流れ。

主人公は、優しい人間でもあるが、目的のためなら前へ突き進む。
安藤サクラさんは、安心して見れる演技力です。

弟分は、臆病者であるが、残酷さもある少年。
弟分の役の山田涼介くんは、人を殺した後にチラリと笑う顔は『お〰️〰️〰️』っと思える、良い俳優に成長している感です。


『0820』暗証番号

詐欺グループの頭、番頭の男がお金を下ろす時の暗証番号にしていた・・・・・
なんだかなぁ・・・
あの人の誕生日とはねぇ・・・・・本当に信頼して、将来次いで欲しかったんだぁ・・・
気になったら🎵
映画館で是非見てください。
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