西成で特殊詐欺の中間管理職として働くネリ。いつもの仕事のはずが警察の介入により失敗に終わったり、更には出所してきた弟の行動により徐々にその足場が危うくなる話。
2億ちょっとの金でこんな苦労するなら真面目に生きようと思った。
安藤サクラ始め脇を固める俳優陣が雰囲気ある渋さで、山田さんも案外悪くなく、あの人懐っこい笑顔が逆に胡散臭さが出ていて良かった。
早口の大阪弁かつヤクザ用語ばかりで、耳慣れないと字幕や言葉の解説が欲しくなる。
多分リアルなセリフ回しを目指したんだろうけど、専門用語を使って観客に押し付けてきてる感じが鼻についた。
ネリのキャラが東京と大阪で違いすぎるし、ネリがあんなピタピタの服でOLみたいなことをしていたとは想像ができないけど、回想シーンのフワフワした感じを見る限り、東京ではシャブ漬けだったんだろうか。
死んだおっさん達はもれなくネリにクソなことをしてたので特に良心痛まず観れる。
