まずはヘルドッグスファンとして、原田組の役者さん達やヘルドオマージュのセリフなどニヤけ楽しかった。
社会の底辺、犯罪組織、警察側、ネリの過去絡み‥と登場人物や展開が多層的。それを社会に訴える！ではなくあくまでクライムサスペンスとして描ききったの流石。
相変わらず気になる登場人物が沢山。女性も個性的、したたか、華やか、でゴウヤ秘書達の美、美、美。そして林田‥めちゃくちゃカッコよくて登場した瞬間から心奪われた。ミッションインポッシブルのパリスか？
ちょい惜しいの、ジョーのキャラがブレた事。自らサイコパスと名乗る事(説明セリフだよ‥)、雀荘襲撃ではあんなにブルったのに次の場面での躊躇のなさすぎ、構えも出来てるしの疑問。(ここでのアロハ男登場は空気が変わってしまい私にはちょっと‥)。それとジョーの無学で短絡的な面(だからあの展開になり追い詰められた)が監督特有の高尚なセリフを言う事で薄まってしまった‥。こんな姉弟2人が地獄を精一杯生きてきたのね、ともっと心寄せられたのに。
あとゴウヤがネリに執着する理由かなぁ‥(ごめんなさい、秘書さん達が美しすぎる)。
山田さんの演技を初めてみたけれど、ちゃんと弟で面倒なヤツだった(褒めてます)
