そうかなんか違和感あると思ったら、映画の紹介文章と実際の内容に乖離がありすぎたからか。
映画館近くに行く用事があったので、好みそうな映画を見繕った結果見つかった作品。
なので紹介文だけの印象で選んだ感じ。
まぁ真面目なライターが、ネタバレにならないようにストーリーの要所を避けて綴った結果、要約しきれていない文章になってしまったことなのでしょう。
詐欺グループで稼ぐ姐ちゃんの生きざまな話・・・と書いたら、わたしも物語の要点を捉えていなくなる気もするが・・・まぁそんな感じ。
特殊詐欺で受け子リーダーを務める主人公が、数奇な運命をたどる。
彼女を取り巻く、複数の別々の組織・・・もちろんそのうちの一つは警察でもある・・・。
それらが、縺れ絡まり繋がり合うような作品だったら喜んじゃったんだが、割とそれぞれ関係なく、無関係に主人公に絡んだり絡まなかったりする映画。
大阪の姐ちゃんの気っ風の良さと勢いで何となく複雑な立場のように錯覚させられるけど、整理して考えるとそんなに複雑じゃないし、それほど大変でもない気もする。
タイトル名の違う原作があるようだけど未読。
最初バカが話をかき回す昭和の作品のような印象を受けたが、割とそんなでもなく、都合よくきれいにまとまる平成以降多い作風な感じに纏まった印象。