れもん

BAD LANDS バッド・ランズのれもんのレビュー・感想・評価

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)
3.5
山田涼介を堪能する映画だった。
漢字が読めなくて賭け事にムキになって殺人までしちゃう山田涼介を堪能する映画だった。

安藤サクラは演技が上手くて割と好きな女優だけど、この役には合ってない気がしたな。
男たちに欲望を向けられ虐げられてきた的な境遇の役だったけど、なんかな…
長澤まさみとか合ってそうに思うけどどうだろう。
『MOTHER マザー』を見る限りやさぐれることもできそうだし、虫コナーズのCMを見る限り関西弁も下手じゃなさそうだし。
(安藤サクラは関西弁ネイティブ的には関西弁がかなり微妙だった)

原田眞人監督の映画って『検察側の罪人』とこれしか観たことないけど、旧ジャニーズに殺人させるのが好き(?)なのは合うものの、やたら左翼思想が強いのとやたら説明的な台詞が多いのとそもそも台詞が聴き取り辛すぎるのと「で、結局何が言いたかったの?」ってなりがちなグダグダな構成が全然合わない。
脚本を自分で書かずに他の誰かに任せればもっと良い映画が作れそうなのにな〜なんて何様な気持ちになってしまった。

【2024.01.13.鑑賞】
【2024.01.14.レビュー編集】
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