2023年7月12日EUフィルムデーズ＠京都文化博物館
ウクライナ映画。
双子の兄弟が主人公のコメディタッチの作品。家族を置いて出て行った父親がルクセンブルクで危篤？的な連絡が入り、ルクセンブルクへという触れ込み。双子のうち、一人は父親の影響を受けるが、自国の社会に適応できなくて、うまくいかない。もう一人は母親の影響を受け、警察官となり、結婚するが、父親からの抑圧も感じる。父親がいるというルクセンブルクは、ウクライナからだと移民しやすい都市？他の国への憧れと自国への不満が投影された作品か。そういう意味では、ラストの結末は理解できる。

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平日なのに文博でのEUフィルム・デーズ🇪🇺はなかなかの盛況ぶりでびっくり。
おじいさんめっちゃ笑うし音楽にもノリノリ笑。外国人のグループも観に来てはった。

双子の兄弟が顔も覚えていない父の余命が長くないと連絡を受けてルクセンブルクまで会いに行く。
この兄弟、顔はそっくりなのに性格は真逆。
警察官のヴァーシャは妻子持ちで生真面目。
一方バスの運転手のコーリャはとんでもないトラブルメーカー。
彼の行動が色々ヒドくてけっこう笑えるシュールコメディ。でも最後はほろっとくる。

コーリャにエライ目に遭わされるおばさんのご家族の話？っぽいことがエンドロールで書かれてた。

ウクライナに平和を🇺🇦🕊️

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EUフィルムデーズ特別試写(+会見)

「ヴァディムの旅」か面白かったアントニオ・ルキッチ監督のコメディ。これも面白かった。

疎遠な父がルクセンブルグで危篤だと呼び出された双子の息子コーリャとヴァシャがしぶしぶ父のもとへ向かうロードムービーのようで、正反対の性格で対照的な仕事の二人が行き当たりばったりの旅路とトラブルと思わぬ結末、ヒヤヒヤと笑いと温かさとほんのりミステリーミックスされたドラマで良い。

思い返せば伏線らしきものはあったが、はっきり明かされる部分とオープンなままの部分あり。
コーリャとヴァシャがイヤイヤながら二人で向かった理由も意外性あった。尺も2時間以内でコンパクト。

二人のその後とお父さんが気になる。

あのプールのリハビリみたいなのは何だったんだ？