ま

ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦 フリーザに挑んだZ戦士孫悟空の父のまのレビュー・感想・評価

3.9
ドラゴンボールZ初のスピンオフ作品で当時原作にもないTV特別版として放送された異色の作品。

孫悟空(カカロット)の父、バーダックを主人公とした作品でファンの間でも人気が高くドラゴンボールZの数ある話の中でも神回といわれるヤツで自分も大好きな作品です。

サイヤ人の星・惑星ベジータがなぜ消滅したのか、戦闘民族サイヤ人がなぜほぼ壊滅状態となったのか、その理由が本作で明かされる。

宇宙の帝王、フリーザ様は伝説のスーパーサイヤ人や一部のサイヤ人が力をつけ、いずれ自分の脅威となることを恐れていた為サイヤ人を根絶やしにしようとする。

その異変にいち早く気づいたバーダックであるが、他のサイヤ人達は「そんなことあるわけないだろう~」と呑気。

気付いた時にはサイヤ人はほぼ皆殺しにされ、バーダックが強大な敵にたった一人で挑むという熱い内容。
ラストの戦闘シーンで流れる曲がまたかっこよくてこれも人気がある要因。

この時のバーダックの戦闘力1万超えぐらい。
それに対してフリーザの戦闘力53万。
圧倒的な力の前に散っていくバーダックの姿が涙を誘う…

フリーザの圧倒的な強さを表現したラストシーンも当時結構衝撃を受けました。
そしてあの名言「ホッホッホ ザーボンさん、ドドリアさん、きれいな花火ですよーーー」

口調は丁寧だけど仲間もろとも何百人の部下をぶち殺す姿が恐ろしくこれもフリーザの冷酷さと強大なパワーを表すには十分すぎる演出でした。

リメイク版のドラゴンボールZとか全てがあっさり塩味みたいな感じと思うのは自分がタイムリーでドラゴンボールZとか好きだった世代の為。
この当時の重みは今じゃ絶対出せないと思う。。
ま