クリアチューラを配信している動画配信サービス

『クリアチューラ』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

クリアチューラ
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

クリアチューラが配信されているサービス一覧

『クリアチューラ』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

クリアチューラが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『クリアチューラ』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

5.0
【第76回カンヌ映画祭 監督週間ベスト・ヨーロッパ映画賞】
俳優としても活躍するスペインのエレナ・マーティン監督の長編二作目。カンヌ映画祭監督週間で上映され、ベスト・ヨーロッパ映画賞を受賞した。ゴヤ賞でも監督賞など4部門でノミネートされた。

日本では一般公開されず、U-NEXTで『欲望の渇き』という邦題でレンタル配信中。

素晴らしい。映像、物語、演出と全てが性癖ぶっささりすぎた一作。過激な性描写を含む官能ドラマであるので日本での劇場公開が見込めないのは納得できる。ただモザイク問題がここでも。いやそこモザイクしたら意味分からなくなるって。仕方ないけど、物語上重要なんだから映さないでどうするのこれ。

まぁそれは置いておいて。「何が」とは言いづらいんだけどとにかく素晴らしい。ある女性の性的嗜好をめぐる官能ドラマ、とでも要約できるだろうか。

しかしそれも矮小化しすぎかもしれない。自分でも理解が追いつかない本能を描いていると言っても過言ではないと思う。

男性、ひいては父親に対する捻れた感情を見事に描いている。人間の本能というもののままならなさ、というのかな。ミラの中に渦まくその欲望と感情はどうしようもなく拗れていく。その様子を回想形式で綴っていく。

その構成力もすごくよかった。ミラという女性を三人の俳優さんが演じていく。その三人もよかったし父親役の二人も見事な演技だった。

自分ではどうしようもない、倫理的にアウトな欲望を見事な映像で語っていく。夢幻的な映像表現がとても好き。

今のところ旧作新作ぶち抜きで今年ベスト。ヒュートラで開催されていた監督週間で去年やっていたのは知っているが、こんなに好きな映画だとは。全てが好みな変な映画。そういうのが好きな人には絶対刺さる一本だと思う。強くオススメしたい!
菩薩

菩薩の感想・評価

-
まさかの発疹映画で大変面白かったのだが童貞の私の手に負える代物では無かった、と言うか結局のところ何が言いたいのかよく分からず。ずっとペニス羨望と言うか、ファルスが欠如した自身に対する違和の話のつもりで観ていたが、途中から究極のファザコンの話なのか?となり最終的に地球とSEXしたい人間の話?とでっかいクエスチョンマークを脳内に浮かべながらのフィニッシュとなった。いやほんと…自分にチンポが無いせいで射精出来ないからいつまでも自分が理想とするオーガズムに到達出来ずずっとムラムラし続けてる女性の話かと思ったのだが…。性欲なんて言葉を知る前に父親の股の上で腰を振ることを覚えてしまった少女、解消されない欲求不満から生じるストレスは彼女の全身に深刻な発疹となって現れる。これは誰か有識者からのきちんとしたご意見をお待ちする、たぶん心理学的ななにか…。ただ絶対に一般上映はされないと思うつかされたらマジで危ない。
男性には入る余地のない、「女性と身体の関係性」を主題にしているため、かなり難解だった。

ミラは祖母の家に引っ越したところで、発疹が出たことから彼女の幼少期〜思春期の性体験を追想する。発疹のような症状は幼少期から起こっていたようで、性的欲求不満を持ったところで発生するということで共通している、というところまでしか正直よくわからない。

登場人物や舞台は絞られているから、難解なテーマの中でもストーリーは追いかけやすかったが、面白味は見出せなかった。ストーリーの都合上仕方ないし、自分自身理解力がないのはもちろんあるけど本編の半分以上を「回想」が占めるという構成が集中力を欠いてしまい、途中で飽きてしまった。どストライクな人には突き刺さるだろうし、年間リストにもちょいちょい載ってるみたいだけど、ノットフォーミーな感じの映画でした…

全体的な映像モチーフとなる海のシーンの撮影は見応えがあった。泳ぐ、もがく、横たわる、浸かるなどの動作を水面で撮り続けるのは画的に面白く、工夫されていると感じた。