ベンジャミンサムナー

絞殺魔のベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

絞殺魔(1968年製作の映画)
4.0
 実録犯罪モノをこんなにトリッキーに撮ってしまうなんて!

 スプリットスクリーンは「この2つの視点がいつ重なるんだ?」という緊張感とテンポの良さをもたらす。
 多角的な視点の前半との対比で、後半は容疑者の主観(内面)にフォーカスしていく。

 ラストのトニー・カーティスの長回し演技が圧巻!