#twcn
ちょっとビジュアルが"ダークレイン"とかぶってんだよ!
そうきたか!
とってもエコな映画の作りですよね。
個人的にスペインホラーのあっけらかんとした雰囲気は世界のホラー映画の中でも独自路線で面白いな、と思っていて。
メキシコカンホラーは同じスペイン語でもまた少し毛色が違うよね。
アイザック・エスバン監督の前作の"ダークレイン"とビジュアルが似過ぎじゃないかwww
顔中にぐるぐるの包帯を巻きつつ元気!
もうひとつ。
"家族"という最小コミュニティ内で完結させることが多い。
今回も家族のお話であり"言い伝え"的な物語が主軸に置かれます。
原因不明の病の子どもを『なんとか』するために長年顔を合わせていなかった母親のところへ。
レベッカとギレルモ。
お家は超人里離れた雑木林のそのまた向こうの門構えや建物の見た目が立派なわりに狭いお家に住む"おばあちゃん"
初めて会う祖母。
サングラスで目元を隠し母レベッカに嫌味ばかりを吐く厳格なババアになんとなく違和感を覚える12、3歳の姉ナラと病気のレナ。
しかも片田舎のためwi-fiがない!!
絶体絶命のナラはコソコソと言い争う母と祖母を目撃。
次の日、母と父は妹の病気を治す!と意気込みナラとレナをババアに預けてどこかへ出掛けてしまった…
庭のプールも枯葉で荒れ放題。
何も娯楽がなく探検するほどは広くない家。
母に限らず孫にまで独自ルールを押し付けてくるババア。
※厳しい、とはまた違うキモいテンション
唯一の救いは庭師のペドロと恋人でハウスメイドのアビゲイル。
アビゲイルは2人の姉妹を快く迎えてくれあたたかい料理をふるまったりこの地に伝わる言い伝えなどのお話をして暇つぶしにも手を貸してくれる。
ポイントはこの言い伝えとババアの因果関係&その身が危険にさらされるナラとノラの姉妹との攻防&ノラの病気は良くなるのか?!
ナラが身の危険にさらされるのがなんか悪霊とかそれ系ゴースト相手ってよりは理不尽なババアの命令、なとこが普通のサスペンス映画とは異なるところ。
なんなのこのババア…怪しさ満点なんだけど母ちゃんから待ってろ、と言われたから逃げることもできない…どうしようねえ。
まあどうしようもできないので"真実を探求する"ドラマになってる感じ。
わたしはお金のかかっていないウェルメイドな映画好きなので好きです。
まああのババアの正体が●●なのならもっとあれやそれや見たかったけど、このひとつのフックで100分も(長いだろ!)引っ張る手管はさすがやな、と思いました。
新
日本語字幕:浦田 貴美枝